一学期が終わる頃や、夏休み中の登校日に適した製作です。見えない顔を思い出して一致させて描く、という難易度が高い製作ゲームなので、実施するのであれば年長クラスがいいでしょう。年中クラス以下だと、保育士がしっかりルールを伝えなければふざける確率100%!ゲームにも製作にもならずに終わります。ランダムに友だちの顔を見てしっかり触れ合えるゲームあそび、例えば「はじめまして」「じゃんけんゲーム」「猛獣狩りに行こう」などを楽しんだ後にするといいですね。
2019年05月08日 更新
【春夏の製作】背中に似顔絵!今日の製作はゲームテイストで盛り上がろう
イスに座って絵を描く。それだけでは物足りないなー、と感じたらゲームの要素をプラスしてみましょう。今回は似顔絵ゲームをご紹介します。
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お友だちの顔、覚えたかな?
2人ひと組になって、さあ!描いてみよう
一列になって前の人を描く方法もありますが、今回は2人ひと組になって交代で描いていきます。クラスの人数が奇数であったり、時間が限られている場合は円になって前の人を描くといいですね。お友だちの背中にペタリと紙を貼り付けて、ペンを持ったら「似顔絵ゲーム」のスタートです。
顔をのぞき込むのはNG。描く前に相手の顔を20秒ほど見る時間をとりましょう。保育士が「目はどこにある?鼻は?口は?ホクロはあるかな?」と、言葉でサポートしてあげます。すると、子どもたちも覚えるポイントが定まりやすくなりますよ。お友だちの顔を描くわけですから、約束は必ずしておきましょう。ふざけて描いたり途中で投げ出して相手の心を傷つけることがないように、一生懸命に描くように伝えます。
描く前に約束すること
ペンを使って優しく描こう
友だちの背中に間接的にペン先が当たるので、筆圧には気をつけるように声をかけるといいですね。保育士の配慮としても、準備するペンは水彩ペンにするなどペン先が柔らかい物を選ぶのがベストです。
似てなくても大丈夫!自信をもって取り組もう
似てる似てない、ではなく、丁寧に最後まで描くことが重要です。机上だと緊張しますが、今回はゲームの要素が強いので取り組みやすくなっているはずです。悩んでいる友だちがいたら「僕の顔は丸いよー」「私の目の大きさはイチゴくらい」「髪の毛は長いよ」と、描いてもらっている友だちからヒントをどんどん出してもらいましょう。
いかがでしたか?
子どもたちも保育士も楽しめたでしょうか?いつもの製作よりもちょっと変わってて、ゲームあそびのようでしたね。いつもは控えめな子も取り組みやすくなっているので、これをきっかけに描く楽しさを感じてもらえたらいいですね!
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