「小麦粉ねんど」とは小麦粉と水で練り上げた手作りねんどのことです。簡単な材料で取り組むことができるので、保育遊びに活用しやすいのが特徴です。プレーンな状態だと小麦粉の色そのままの乳白色ですが、食紅を加えることでカラフルな粘度を自在に作ることができます。
2020年01月06日 更新
【保育遊びの基本】小麦粉ねんどの作り方と保育のポイント・注意点
保育遊びの基本をおさえていきましょう。今回は小麦粉ねんどの作り方と保育のポイント・注意点をまとめました。小麦粉ねんどは保育士であれば1度は取り組む保育遊びのひとつ。慣れ親しんだ遊びだからこそ、もういちど遊びについて基本を振り返ってみませんか?
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「小麦粉ねんど」とは
「小麦粉ねんど」の作り方
それではさっそく「小麦粉ねんど」の作り方をご紹介します。まずは材料と分量ですが、現場の保育士は「目分量で小麦粉ねんどを作っていますよ」というかたがほとんどかと思います。粉の方さや粘度を見ながら水や小麦粉を足していけば、誰でも小麦粉ねんどができるのです。しかし、目分量の悪い点は時間がかかること!「え!?水を入れすぎてべちょべちょ」「粉を入れすぎてカサカサ!」なんてことをくりかえりているとなんとも効率が悪い!そう考えるとベストな分量を把握しておくほうが効率よしですよ。
■材料
小麦粉:300g
水:100㏄
塩:小さじ1杯
油:少々
小麦粉アレルギーの場合は「米粉」で代用できます。それでもなかには米粉もNGという子もいすかもしれません。そう考えると家庭へ「小麦粉ねんど遊びのお知らせ」は必須。材料を提示してアレルギーの有無は聞いておくべきですね。
■作り方
小麦粉アレルギーの場合は「米粉」を使いましょう
①小麦粉と塩を大きなボウルに入れる
②水を少しずつ入れながらこねていく
③まとまったら油を入れる(手触りをよくするためなのでなくてもOK)
色をつける場合は食紅がおすすめ
小麦粉ねんどに色をつけたい場合は「食紅」がおすすめです。万が一口に入っても安全で、優しい色味が出ます。食紅はどのタイミングで加えるのがベストかというと、筆者の経験では粉の段階から混ぜておくときれいに全体に色がつきました。粘土にしてからこね合わせるとマーブル模様のようになり、かなり練り合わせないときれいに色がつかなかったと記憶しています。
塩は防腐剤がわりなので必ず入れましょう
小麦粉ねんどの材料に塩がありますが、これは防腐剤がわりです。塩を入れないと、冷蔵庫に入れていてもあっという間に腐ってしまいます(筆者経験済み)。塩を入れておけば、密閉して冷蔵庫保管で1週間弱はもつようなので塩投入をおわすれなく!
いかがでしたか?
小麦粉ねんどの作り方をご紹介しました。いかがでしたか?保育製作遊びの基本ともいえる材料なので、ぜひもう一度材料やポイント・注意点をおさえて保育に活用してくださいね。
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