ひなまつりの日は毎年3月3日。昔から「ひなまつり」のような行事ごとはあったようですが、3月3日=「ひなまつり」が定着したのは江戸時代ごろのようです。

2020年04月30日 更新
【季節の行事】「ひなまつり」の由来(日にち・飾り・料理など)
春の行事のなかでも3月3日にお祝いされる「ひなまつり」の由来をおさらいしていきましょう。来年のひな祭りにきっと役立ちますよ。
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ひなまつりの日はいつ?
いかがでしたか?
ひなまつりの起源は?
「ひなまつり」の起源(どこでいつごろ始まったか)は、いろんな説があります。現在有力なのは中国で行われていた「上巳(じょうし)の節句」が日本に伝わったという説。「上巳の節句」は邪気を払うための行事で人形に自分の邪気をうつして川へ流していました。
■流していた人形を家に飾るようになる
人形は川に流していたのですが時代とともに人形は立派なものとなり、家に飾るようになりました。はじめは紙や藁でできていた人形でしたが、家で飾るようになり「ひなまつり」が定着した江戸時代には大変豪華な人形になりました。
■桃の花にはどんな由来が?
「ひなまつり」で飾る桃の花の由来は長寿や魔除けの意味があります。中国では桃の花が長寿と厄除けの力があると言われているからで、「ひなまつり」の起源とされている「上巳の節句」でも桃の花を飾っていました。
ひなまつりのお祝い料理
ひなまつりのお祝い料理はちらし寿司・ハマグリのお吸い物が一般的。ちらし寿司はさまざまな具材を混ぜ合わせることで「将来食べるものに困りませんように」という願いが込められています。お吸い物にハマグリが使われるのは、ハマグリの貝殻のようにぴったりと合うパートナーと巡り合うようにという願いが込められているのです。
■ひなあられの由来
「ひなあられ」は女の子の健康を祈願するという意味が込められています。ひなあられは四季を意味する「桃・緑・黄・白」の4色で構成されていて、「一年を通して娘の幸せを祈る」という意味もあります。
ひな祭りの由来をご紹介しました。いかがでしたか?簡単にまとめましたが、行事や製作の導入に話すのには十分な内容のはずです。ぜひ保育に活かしてくださいね!
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