簡単なクイズをします。
保育中に、今年はじめての雪が降ってきました。「あ!雪だ!」気づいてざわめく子どもたち。さぁ、保育士としてあなたはどう行動しますか?
①保育の流れを止めるのはよくないので、何事もなかったように保育を続ける
②自然との出会いは大切なので、保育を中断して子どもたちと外にる
③集中力が大切な時期なので、「静かにしましょう」と一度制して保育に集中させる
ちょっと考えてみてくださいね。
2017年01月17日 更新
【冬の保育】保育の動きを考えましょう
保育中に雪が降ってきたとき、保育士はどう行動すべきか考えたいと思います。
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いきなりですが、クイズです
正解は
正解は…ありません!
え!?と思いましたか?でも、正解はないのです。保育中には思わぬことが起きるとき、保育士は頭の中でこのようなクイズをめぐらせます。
■解説します
①を選択するときは、合同保育や行事中です。ほかのクラスと行動するときに、勝手な動きはできないですよね。
②を選択するときは、クラス単位の活動をしているとき。自然との出会いは大切なので、みんなで雪とふれいます。ただ、他クラスの迷惑にならない配慮もお忘れなく。
③を選択するときは、大切な話をしているとき。約束ごとや話し合いなどが、それに当たります。忘れてほしくない、心にとめてほしいことは集中してほしいもの。保育士は真剣な気持ちで、最後まで伝えていきましょう。
共感する気持を言葉に
では、①と③の保育士は、初雪に知らんぷりなの!?ちょっとそれは寂しいですよね。ベテランの保育士は、自然の変化に気づく大切さを心得ています。ちょっと例を挙げますね。
■事例
①であれば、行事の終わりの挨拶で「みんなが楽しそうだから、お空の妖精も雪になって降りてきたようね。またみんなで楽しもうね」などと、雪の到来を組み入れます。③であれば「よく最後までお話しをきけたね。お外では雪が降ってきたのは、みんなが一生懸命きいてくれたからお空が拍手してくれたのかな」などと、雪の到来を子どもへの称賛に代えます。
いかがでしたか?
雪に関して、保育の動きをご紹介しました。保育士クイズはいかがでしたか?ちょっとイジワルだったでしょうか。しかし、脳内でいろんなパターンをえがくことは大切。もし私ならどうするかなぁと考えてみてくださいね。
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