【4歳児】4月の保育製作を考えましょう

2016年03月25日 更新

めっち3 めっち3

【4歳児】4月の保育製作を考えましょう

4月の4歳児は基本的な生活習慣がほぼ完成。製作の道具も一通り使えるようになっています。気の合う友だちと一緒に遊んだり、常に一緒に行動している姿も見られるでしょう。お互いの気持ちを想像し、思いやる気持ちは成長段階。友だちとのトラブルには、まだ保育士の仲立ちが必要ですね。

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4歳児は夢見がち

保育士の話を理解できるので、複数の行程がある製作を手順を守って取り組めます。受け答えがしっかりしているので忘れがちになりますが、4歳児はまだまだ幼い部分が残っています。集中力が途切れると、糸の切れた凧のようにフワフワと自分の世界へ。

ガッカリしないで!集中力は成長段階

保育士「先生の説明、わかったかな?」
4歳児「え?何が?」
というやり取りがあっても、落ち込まなくて大丈夫。これから集中力は育っていきます。まだ4歳児クラスが始動したばかり。いまはおおらかな気持ちで受け止めればいいのです。

指導方法はザックリ言うと2つ方法がある

集中力を持続させるには、2つやり方があります。ひとつは"製作内容に関心を持たせ、興味をしっかり引きつける"方法、もうひとつは"最後まで話を聴く、製作することを約束する"方法です。あえて言うなら、"最後まで話を聴く、製作することを約束する"方法は子どもにとって高度です。進級までにできれば上等。焦らず、目の前の4歳児に適した方法で製作指導をしていきましょう。

製作事例

4歳児「桜の花を咲かせましょう」というテーマで進めます。期待から興味を引き出し、完成につなげました。

○1日目
朝、模造紙に桜の木の幹を描いて廊下に掲示。横には竹の籠に入ったスタンプ台をいくつか用意。
興味がある子は自由時間にスタンプ遊び。スタンプの方法は自由(手、ブロック、自作)。→興味を引き出す。想像し、工夫して楽しむ。
○2日目
自由時間にスタンプ継続中。
散歩に行き、桜の花を見る。もっと花を咲かせてみようと誘う。→自然と触れ合い、さらに想像と製作への期待をふくらませる
○3日目
全体で折り紙で桜の花を折り、桜の木に貼って飾る→集中して製作する
○4日目
室内に飾る。給食を食べながら、みんなでお花見→完成したものを見て楽しむ。製作を楽しいことと感じる

5歳児でも使えます

個人の製作活動から全体の製作活動につながる流れのテクニックは、5歳児でも使えます。保育士が過剰に関わらないので、意外な子どもの反応にびっくりしたり感心したりできるテクニックです。みなさんも応用して計画してみてくださいね。

いかがでしたか?

保育士によって個性があるので、自身の得意な方法があるはず。先輩保育士の製作指導のワザも教えてもらってはどうでしょう?思わぬ発見がありますよ。

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