この時期の保育園は大きな行事もなく、自由に過ごす時間がたっぷりありますね。春は気候がよく、室内外問わず遊びに適した季節。できるだけ戸外へ出て、色んな動きで身体を十分に使いましょう。幼児は身体をしっかり動かすことでバランス感覚・跳躍力など、さらなる発達を促せます。

昔懐かしのゲームです。ルールは単純なものなので、遊びながら覚えることができます。「動く→止まる」の動作が繰り返されるので、身体全体を使います。また、鬼が振り向いたときに止まるための集中力が必要です。

二人組になって、ボールを運ぶ競争です。運びかたは棒を渡したり、布を使ったりとさまざまです。いちばん手軽にできるのは、互いの体ではさむ方法です。頭だったり、おしりだったり、背中だったり…いろいろな方法で運んでみましょう。運ぶボールも、大きいもの・小さいもの・風船など、運ぶ方法にあわせて変えてみると楽しいですね。

最近は、ボールを上手に投げられない子が増えているそうですね。「ボール的当てゲーム」は、投てきの力をつけるために小学生の授業でも取り入れられています。ボールを目標の的にあてていくゲームなので的が必要です。簡単なもので大丈夫！段ボールに穴を開けたり、板にバケツや缶をくっつけるなど、手軽に作って遊んでくださいね。

大きい段ボールに、大胆な穴を空けた的です。色を塗って装飾していますが、段ボールの素材そのものでも十分です。

スノコに、バケツを釘で打ち付けています。カラフルなバケツを使えば、装飾が必要ないですね。スノコは斜めに設置されています。平面的に設置するより、的に入りやすく狙いやすくなりますよ。

缶をぶら下げるのもアイディアですね！入れるのが少々難しいので、年長向けによいでしょう。

子どもが大好きな鬼ごっこです。鬼にタッチされたら、立ち止まってバナナに変身！友だちにムキムキむいてもらえたら、鬼ごっこに復活。子どもがバナナになってる姿は愛らしく、ほほえましい鬼ごっこです。

昔懐かしの遊びも立派な運動遊び。身体を動かしながら遊ぶと、保育士や友だちと話すきっかけができます。友だちの輪を広げていきましょう。