「春の風をつかまえましょう」そのひと言だけで、導入は十分です。子どもたちの目が輝いてきたでしょう?四季の中でいちばん優しくあたたかい風、それは春の風。空の下で、子どもたちと風を感じる遊びを楽しみましょう。風の遊びは、山や野原に行かなくても遊べます。都会や園庭が小さな保育園にも、おすすめの自然遊びですよ。
2016年04月28日 更新
【幼児クラス】春の自然あそび⭐アイディア集②
春は虫も植物もイキイキしている季節。幼児は全身を使い、五感で季節の変化を感じていきます。どんどん戸外へ誘っていきましょう。今回も自然にふれながら、さまざまな発見ができる遊びを集めてみました。
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風と遊ぼう
■風を感じる
色んな長い紐をぶら下げていきましょう。木でも柱でも、園庭でも、廊下でもかまいません。子どもと相談しながら、風の通り道を探しましょう。紐のゆらぎで、風を目で見ることができます。ゆっくり、早く、弱く、強く…と、揺れる紐を見つめながら「いま風が通ったね。どんな風かな」と話しながら遊びましょう。
■風をキャッチ
風をキャッチしましょう。保育士は大きな箱を用意するだけ。子どもが考えて発見していくのがねらいです。子どもが「キャッチできそう」と思った物を探して、どんどん入れていくように伝えます。ビニール袋、布袋、紙袋、プラカップ…何でもかまいません。大人がそれはどうかな?と思うものがあっても、口出してはいけません。実際に風を集める方法も子どもに任せます。子どもたちは自分たちで集めた道具を使い、どのように風をキャッチしていくのでしょう。楽しみですね!
春の自然を育てよう
製作活動をからめた自然遊びです。春の自然を根っこごと持ち帰り、育てましょう。もちろん、種から育ててもかまいません。カップに絵を描いたり、自分たちの写真を貼り付けたら、楽しいですよ。育てていくなかで植物が枯れてしまっても、そのままを子どもに見せましょう。どうしてそうなったのか?次はどうしたらいいのか?と考えながら、植物の命を大切にする気持ちを芽生えさせていきます。
日だまり遊び
天気のよい日は、日だまり遊びをしてみましょう。日があたるところと、日陰ではどう感じる?というように体で感じていきましょう。陰踏み鬼ごっこもできそうですね。日陰にゴザやビニールシートを大きく広げて、ちょっとだけお昼寝もいいですね。
いかがでしたか?
自然遊びでは、保育士の援助が必要ありません。なぜかわかりますか?子どもが自然と向き合った瞬間、自分から五感で学んでいくからです。保育士は子どもの学びを見守ってあげましょうね。
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