大人の言うことが理解できるようになり、手先も発達した2歳。このころがハサミ製作デビューに適しています。まだ握力が弱い子どもたち。大人のハサミは力加減が難しいので、子ども用のハサミを用意しましょう。
2016年11月10日 更新
【製作】はさみの使い方⭐指導法
ハサミの指導について、ハサミ選びから子どもとの約束についてまとめています。参考にしてくださいね。
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2歳ごろが始め時
ハサミ選びのポイント!
ハサミ選びのポイントはおおまかに言うと、3つあります。
・刃先が丸くなっていますか?
・手指の大きさに合っていますか?
・力を入れすぎなくても開いたり閉じたりできますか?
保育園で指定のものがあればいいのですが、そうでない場合は保育士が選ばなければなりません。迷ってしまう場合は、ベテランの保育士や(主任や園長の許可があれば)保育用具を販売している営業担当のかたと相談してみるのもいいですね。
切れるハサミを使おう
ハサミは、きちんと切れるものを与えましょう。切れないハサミをあたえると、切れるハサミを手にしたときに危険です。安易に他人に向けたり、自分の指の位置を確かめずに切りはじめます。丁寧に安全に使うために、「ハサミは便利だが切れる危ないものである」ことも理解させましょう。
ハサミを使うときの約束は
ハサミを使うときの約束は、話すだけでは忘れてしまいます。文字や写真にして、保育室内に掲示しておくといいですね。友だち同士で教えあい、注意しやすくすることでルールが身に付きやすくなります。
■ハサミを使うときの約束
1.座って使う
2.ハサミで遊ばない
3.他人に向かってハサミを向けない
4.友だちの髪、指(体)、服を切らない
5.自分の髪、指(体)、服を切らない
6.使い終わったら必ず刃は閉じる
7.他人に渡すとき、片付けるときには刃を持つ
いかがでしたか?
ハサミを使えるようになると、製作の幅がグッと広がります。子どもたちが正しく使えるように、保育士が丁寧にルールを伝えていきたいですね。
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