「虹」というと自然現象なので戸外で実際に見るといいのですが、1・2歳児クラスを導入のために戸外に連れて行くのはちょっと厳しいですね。戸外に出てしまうと「帰らない!」「お外で遊びたい」気持ちが優先してしまうので、”ちょっと見て帰る”ができません。そんなときに活躍するのが絵本です。虹に関する絵本を読み聞かせることで、「虹」のイメージをつけることができます。

2019年04月12日 更新
【1・2歳クラス】「虹」をテーマにした保育製作
1・2歳児クラス向けの「虹」をテーマにした保育製作についてご紹介します。保育実践でも使いやすいように保育のポイントもご紹介します。保育計画を立てるときの参考にしてくださいね。
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1・2歳児クラス:導入には絵本が手軽でおすすめ
■「虹」をテーマにしたおすすめ絵本
「みずたまり」をキャラクター化した絵本はほとんどなく、とても珍しい絵本。対象年齢は1歳からとなっています。内容は、女の子や、蛙などの動物が、「いっちにの」「じゃっぼーん!」と、次々に「みずたまりちゃん」に飛び込んでいく、シンプルな繰り返しの展開。かわいく、はっきりとシンプルに描かれた絵は、遠くから見ても十分に楽しむことができます。
1・2歳児クラス:保育展開の注意点
1・2歳児クラスの場合は、全員で一斉に制作活動をするのは大変難しいことです。ふと目を離した間に
他の子どもの作品に描いていたり、糊やクレヨンを口に持っていこうとしていたり。保育士が「なぜ!?」と思うことが次々と起こってしまいます。そうならないためにおすすめしたいのが、少人数のグループ保育。保育士が十分に目が行き届き、援助できる人数をグループ化して少人数ずつ保育製作を指導していきます。
■グループ化の仕方
人数は保育士の保育経験や子どもの月齢に合わせればOK。保育士1年目であれば無理をせず3名ずつ、経験が豊かな保育士は5名ずつのようにするといいですね。月齢で考えるなら、低月齢になればなるほど援助が必要なので1対1にするなど手厚く保育できるように考えていきましょう。
1・2歳児クラス:保育製作のアイディア
1・2歳児クラスで「虹」をテーマにした保育製作のアイディアをご紹介します。使用するのは糊とクレヨンだけでOKのシンプルな保育製作です。写真では顔を描いていますが、1・2歳児クラスでは難しいので保育士が顔を描いてあげてもいいですし、子どもに「なぐり描き」をさせてあげてもいいですね。雲の部分に子どもの写真を貼り付けて、フォトフレームにしてもかわいいです。
いかがでしたか?
「虹」をテーマにした1・2歳児クラスで使える保育のポイントなどご紹介しました。いかがでしたか?春は子どもたちも安定せず、毎日バタバタしていると思います。子どもの様子を見て無理をせず、子どもたちひとり一人が楽しく保育製作ができるように配慮してあげましょうね。
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