5歳児クラスになると、手先の微細な動きができるようになります。細かければ細かい動きであるほど集中して取り組むので「最近落ち着きがないな」と感じるときに取り入れてみるといいですよ。

2019年05月31日 更新
【5歳児クラス】靴紐ひも通しで手先の遊びを楽しもう
「靴紐通し」を利用した手先の遊びのアイディアをご紹介します。「集中力を身につけさせたい」「手先の微細な動きを保育にもっと取り入れたい」と考えている5歳児クラスの子どもたちにぴったりです。
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靴紐通しを保育に取り入れてみよう
■保育内容の緩急について
保育の流れには緩急が大切と言われています。子どもたちを解放したままだと集中力が育たずクラスがバラバラになり、集中するばかりの保育内容では、疲れすぎて子どもたちがぼんやりすることが多くなります。緩急のバランスはとても難しいので、ベテラン保育士に相談してみるといいですね!
靴紐通しを使った手先の遊びアイディア
それでは、靴紐通しを使った手先の遊びのアイディアをご紹介します。靴は段ボールに直に描いて、靴紐の部分を穴であけます。リアルさを求めるのであれば靴型に段ボールをカットしてもいいですが、特にこだわりがなければ四角のままでも構いません。
■紐の通し方
靴紐の通し方はさまざまなパターンがあります。後ろで左右をクロスさせるのか、前でクロスさせるのか悩みますよね。実際に靴を履くとなると、前で紐をクロスさせたほうが通しやすいのですが。試作を作った時に何人かの子どもにやってみてもらうといいですね。「どちらがやりやすい?」と聞いてみると子どもたちが答えをくれます。
■紐の先は堅くしておく
靴紐通し遊びの紐は何でも構いませんが、紐の先端はセロハンテープなどを使って固くしておくことが必要です。切りっぱなしの紐は大人でも通しにくく、通しすほどにボロボロと先が割れてくるのでよくありません。
出来上がったら飾ってみよう!
靴紐通しが完成したら、ぜひ保育室に飾ってあげましょう。子どもたちは細かい作業できっと大変だったはずです。集中してよくできたね、と保育士と保護者が作品を観ながらしっかりほめてあげると子どもたちのやる気が増します!
靴紐通し用の図案
最後に靴紐通し用の図案をご紹介します。原本を作ってコピーしたものに色を塗り、段ボールに貼ってあげてもいいですね。準備が大変になりますが、これくらい手が込んでいたほうが年長児の作品らしく仕上がります。
いかがでしたか?
靴紐通しを利用した作品のアイディアをご紹介しました。いかがでしたか?手先の微細さと集中力が必要なので、クラスの様子によっては少人数で取り組んでみてもいいですね!
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