出席確認(お名前呼び)は「保育活動」のひとつ。1日のはじまりをつげる大切な時間です。目的は出欠の確認なのですが、それ以外にもこの時間に気を付けて取り組みたいことがあります。それは「子ども一人ひとりの健康の変化」「子ども一人ひとりの情緒の変化」がないか確認すること。ベテランの保育士は、この出席確認の時間だけで「子どもに熱があるかも」「家庭か朝の自由時間になにかあったかな?」と気づきます。

2020年04月30日 更新
【保育のアイディア】出席確認(お名前呼び)を楽しくする魔法のアイディアと留意点の解説
出席確認(お名前呼び)を楽しく、子どもが笑顔になる魔法のようなアイディアを考えてみましょう。出席は「ただの点呼でしょ」と思われがちなこの時間。点呼するだけではなく、どんなことに気を付けて出席をとるべきかも解説します。
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出席確認(お名前呼び)の大切さ
出席確認(お名前呼び)で気づく子どものSOSサイン
出席確認(お名前呼び)で気づく子どものSOSサインをまとめました。自身の保育を振り返りに活用してください。
【出席確認(お名前呼び)でわかるSOS】
〇いつもより声が小さい
〇いつもよりソワソワしている
〇目線がウロウロして落ち着きがない
〇返事をせずにうつむいている
〇急に泣き出す
〇手を挙げたり立ち上がるときに辛そう(痛そう)
など
出席確認(お名前呼び)が笑顔になる魔法のアイディア
出席確認(お名前呼び)が笑顔になる魔法のアイディアを考えてみました。みなさんもこのアイディアをヒントに、いろんな魔法のアイディアを考えて子どもたちを笑顔にしてあげてくださいね。
■いろんな音で返事をする
いろんな「音」で返事をしてみましょう。「ブー」「ポン」「ぷっぷー」。子どもたちはどんな音で答えてくれるかな?言葉で音を出すのが苦手な子は拍手でもOK。足を踏み鳴らすのもいいですね!
■動物の鳴き声で返事をする
動物の鳴き声で返事をしましょう。「わんわん」「ニャー」「ウホホ」。子どもたちはどんな動物に変身するのかな?まねっこしてもいいですよ。友だちの鳴き声がいいな、と思ったらどんどん真似してみよう。
■先生とハイタッチで返事をしよう
今日は先生とハイタッチで返事をしてみましょう。先生と手のひらをパシンと合わせて、元気を伝えてね。子どもの手のを打つ力や顔色を間近で観察できるので、クラス全体が元気なしのときに使えますね。
いかがでしたか?
出席確認(お名前呼び)を楽しく、子どもが笑顔になる魔法のようなアイディアを考えてみました。いかがでしたか?すぐに保育に活かせそうな内容ので、ぜひ参考にしてくださいね。
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