「ヒヤリハット」とは、重大な災害や事故には至らないが作業中にヒヤリとしたり、ハッとした現象をいいます。重大な事故に至るまでにはその前に「ヒヤリ」「ハッと」する瞬間がたくさんあります。このヒヤリハットのをなくすことで、現場の重大事故を防いでいこう!という取り組みが医療・介護・保育現場などで行われています。
2020年11月26日 更新
【安全】保育士の気をつけたいヒヤリハット
保育士の気を付けたい「ヒヤリハット」まとめ。ヒヤリハットとは?ヒヤリハットの活用法。筆者が体験した保育現場のヒヤリハット例をご紹介します。子どもたちが安全に過ごせるように、保育現場の改善にお役立てください。
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ヒヤリハットとは?
ヒヤリハットを防いで子どもの安全を守る
先ほどご紹介したように、重大な事故にはその前に多くの「ヒヤリ」「ハッと」な瞬間が起こります。「ヒヤリ」「ハッと」の事例を収集・分析することで大きな事故を防ぐことができます。
■ヒヤリハットを保育士同士で共有する
保育現場ではどんなヒヤリハットが起こっているのでしょうか?子どもたちの安全を守るために、ヒヤッとした瞬間を振りかえって園内の保育士同士で共有していきましょう。保育現場にいるかぎり誰もが同じ立場になる可能性があります。同僚が体験したヒヤリハットを全員で受け止め、子どもたちが安全に過ごせるように保育環境を改善していきましょう!
筆者が体験した保育士のヒヤリハット例
筆者が実際に保育現場で体験したヒヤリハットをご紹介します。どのヒヤリハットも重大な事故にはなっていませんが、一歩間違えると重大事故になっています。保育現場のヒヤリハットってこんなに身近に起こることなのです。
■保育士の足で子どもが転倒
2歳児クラスの自由遊び時間。足を崩して座っていた保育士の足に子どもがつまずく。転倒して泣くが、けがはない。以降、乳児担当の保育士の座り方は片膝を立てて座るよう徹底することになった。
■保育士が閉めたドアに指をはさみそうになる
0歳児クラス。事務所に向かおうと扉を開けて後ろ手に閉めたところ子どもの泣き声。後追いしてきた子どもが指をはさみそうになっていた様子。以後、必ずドアを向いてドアの開閉をするように徹底した。
まとめ
保育現場の安全を守るために活用できる「ヒヤリハット」についてまとめました。ヒヤッとした出来事は他人に話しにくいですが、園全体で共有して業務改善することで子どもたちの安全を守ることができます!ぜひ取り入れていきたいですね。
厚生労働省によるヒヤリハットについてわかるサイトもぜひご参考に!
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