保育で絵画製作をするときに、描く絵がとても小さくなってしまう子どもがいませんか?それはそれで個性的なのですが、保育士としてはダイナミックな絵の表現も体験してほしい!と思ってしまいますよね。ダイナミックな絵を描くようにどのように導けばいいのか、保育のヒントをご紹介します。
2021年04月26日 更新
【保育製作】ダイナミックな絵を描く方法☆子どもと製作を楽しむアイディア
保育製作でダイナミックな絵が描けるように子どもたちを導く方法をご紹介します。いつも小さな絵を描いている子どもでも、この方法であればダイナミックな絵が描きやすいのではないでしょうか!?
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ダイナミックな絵を描くには?
まとめ
子どものプレッシャーにならないように
画用紙からはみ出すように描いてみる
調味料入れを活用して大胆に
描かれた絵は迫力満点!
小さな絵を描いている子どもに、あなたは保育士としてどんな声がけをしていますか?ほら、もっと大きく描いてみて!その一言が子どもにとってかなりのプレッシャーになるもの。それでは、プレッシャーをあたえないようにダイナミックな絵を引き出すにはどうしたらいいでしょうか!?
子どもたちの絵が小さくなる原因のひとつは、画用紙の中に絵をおさめようとしているから。保育士から渡された画用紙のなかに線がはみ出ないように注意して描いている子どもの絵は、どこか縮こまったような印象を感じます。そのことを逆手にとって、画用紙のまわりにひとまわり大きな色画用紙(もちろん模造紙でもOK)をセットします。色画用紙まで線を描くように伝えてみましょう。子どもの描く線がのびのびとしてきますよ。
画用紙からはみ出してもいいよ、と言われても抵抗がある子どもも多いですよね。そんなときはちょっと変わった道具を使ってみましょう。ケチャップなど入れる調味料入れに濃い目の絵の具を入れて、絵の具を垂らすように描いていきます。鉛筆やペンで描くよりもコントロールしにくいので、線が大胆になっていきます。それでも難しいという子どもには保育士が手を添えてあげて一緒に描くことでダイナミックに描くことを楽しんでいきましょう。
ダイナミックな絵が完成したら、友だちと見せ合う時間を作りましょう。いつもとはちょっと違った迫力満点の絵にびっくりですね。余談ですが、5歳児になると精密さも必要なので、もう少し作品に深く取り組むことが必要です。ダイナミックな線にペン描きや割りばしペンの線をプラスして線の強弱を活かした作品に取り組んでいくと幼児クラスらしい絵が仕上がります。
保育製作でダイナミックな絵が描けるように子どもたちを導く方法をご紹介しました。いかがでしたか?いつも小さな絵を描いている子どもでも、この方法であればダイナミックな絵が描けたのではないでしょうか?子どもたちが楽しく描くことを楽しんでくれたらうれしいですね!
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