段ボールの断面を使って保育製作をしてみましょう！段ボールの断面をみなさんは見たことがありますか？段ボールの断面は角度によって一直線に見えたり波うって見えたりいろんな見え方をします。今回はこの段ボールの断面を使って絵画制作をしていきます。いつもとはちょっと違う、いろんな表情の作品が期待できそうです！

段ボールの断面を使って絵画制作をするときに必要な準備物をご紹介していきます。このほかにも保育環境によって必要なものもあると思うので、適宜プラスしてくださいね。

◆段ボール片
◆画用紙
◆絵の具（または水彩のインク）
◆絵の具を入れる入れ物
◆机
◆イス
◆雑巾
◆新聞紙（シート）

導入では保育士が段ボールの断面の角度を変えることでいろんな線が描けることを実演します。本来であれば子ども自身でそのことに気づいてほしいところですが、昨今の子どもの様子を見るとお手本を見てそこから思考を広げるパターンのほうが想像力豊かに絵画制作に取り組めるようです。

子どものオリジナリティにこだわりすぎないこと

今回の絵画制作は具体的な物事（思い出とか花など）を描く絵画制作とはちょっと違います。自由に線を描いて楽しむことがメインなので、保育士は子どもひとり一人のオリジナリティにこだわりすぎないことがポイントです！お友達のいい描き方を真似していきながら、自分だけの線や描き方を工夫していくことにつなげられたら◎！もしオリジナリティに欠けていたとしても、本人が楽しめたのであれば「楽しかったね！よかったね！」と子どもの気持ちをみとめてあげてくださいね。

段ボールの断面の角度を変えながら描いていると、時にかすれたりはみ出したり。一見失敗したように見えても、色を足すことで立派な作品になり、個性が光っていきます。もし時間があれば、カラーペンや絵の具で好きな場所に色をつけていってみてください。

段ボールの断面を使った絵画制作についてご紹介しました！自由に楽しく線を描くとこんなにいきいきとした個性的な作品ができるのか、とびっくりします。みなさんもぜひ子どもたちと絵画制作の楽しさを実感してくださいね。