【保育】落語「じゅげむ」の名前の意味は?あらすじや名前についてかんたん解説

2021年04月26日 更新

めっち3 めっち3

【保育】落語「じゅげむ」の名前の意味は?あらすじや名前についてかんたん解説

落語「じゅげむ」について解説していきます!保育園の生活発表会などにも使えそうな、日本ならではの落語の奇想天外な世界をのぞいてみましょう。

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落語「じゅげむ」とは

まとめ

「じゅげむ」は長い名前によって起こる笑いを主題とした古典落語です。早口言葉のような長い名前がついた男の子の騒動話が面白おかしく語られています。

落語「じゅげむ」のあらすじ

ある夫婦が子の名前をお寺の和尚さんにつけてもらおうと思いつきました。和尚さんに「おめでたい名前を!」とお願いしたところたくさんの言葉を教えてくれました。それを全部つなげて1つの名前にしてしまったことで、いろいろ騒動が起きてきます。近所の子供が学校に誘いに来て名前を呼ぶのが一苦労なのです。

「じゅげむ」の長い名前

落語「じゅげむ」に登場する男の子の名前はとても長いことで有名です!全部言うのにとても時間がかかるので、家族を含め毎日大変な様子。落語で主に語られれている「じゅげむ」の名前は以下の通りです。

寿限無 寿限無 五劫のすりきれ
海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末
食う寝るところに住むところ
やぶら小路のぶら小路
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのクーリンダイ
クーリンダイのポンポコナーのポンポコピーの
長久命の長助

落語「じゅげむ」に登場する名前の意味

落語「じゅげむ」に登場する男の子の名前の意味を解説します。和尚さんはめでたい名前を考えたということもあって、縁起がいい言葉が連なっているようですね!

◆寿限無:寿限り無し。お目出たいことが続くということ
◆五劫のすりきれ:一劫とは、三千年に一度、天人が下界の岩を衣でなでる。その岩をなでつくしてすりきれてなくなってしまうのを一劫という。それが五劫というから、何万年、何億年と果てがないこと
◆海砂利水魚」:海の砂利も水にすむ魚もとりつくすことが出来ないということ
◆水行末、雲来末、風来末:水の行く末、雲の行く末、風の行く末、いずれも果てしがなく続く
◆食う寝るところに住むところ:人間、衣食住のうち、1つがかけても生きてはいけないということ
◆やぶら小路のぶら小路:やぶこうじという木があって、まことに丈夫で、春は若葉を生じ、夏は花咲き、秋は実を結び、冬は赤き色をそえて霜をしのぐめでたい木
◆パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのクーリンダイ、クーリンダイのポンポコナーのポンポコピーの:昔、唐土にパイポという国があって、シューリンガンという王様とクーリンダイという王后のあいだに生まれたのが、ポンポコナーとポンポコピーというふたりのお姫様で、このふたりが大変長生きをしたから
◆長久命の長助:天長地久という文字で読んでも書いてもめでたい結構な字で、それをとって長久命。長く助けるという意味で長助も◎

落語「じゅげむ」に登場する名前について解説していきました。いかがでしたか?長い早口言葉のような名前が面白いお話。名前の意味を読み解くと、そういう意味だったのか!とびっくりですね。「じゅげむ」の落語は絵本にもなっています。子どもたちと一緒に楽しんでくださいね!

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