うれしいけれど、悩ましい成長過程の時期がやってきました。イヤイヤ期とほぼ同時期にやってくる、「自分で!」の時期。やってみよう(やってみたい)という意思の育ちは嬉しいものですが、集団活動の中では時に全体のペースを乱してしまいます。保育士としては、個人の想いを優先させてあげたいけど…他の子を待たせるわけには…頭の中をかけめぐります。
2016年12月20日 更新
【1・2歳児】12月の保育製作を考えましょう
イヤイヤ期と自分で!期が重なる大変な時期。保育士もヘトヘトな毎日でしょう。そんな子どもたちとの向き合いかたを再確認します。製作は落ち葉を使った簡単な絵画製作をご紹介します。参考にしてくださいね。
保育Willに参加して
造形コンテンツゲット無料会員登録
自分で!の時期です
頑張る気持ちを受けとめて
自分で!の気持ちに火がついたときは、時間があればとことん付き合ってあげましょう。子どもはアレコレためして頑張りますが、自分でできないと気づくとあきらめます。時間がないときは「自分でできるの?すごいね!今日は先生がお手伝いしていいかな?また、先生にできるよーっていうカッコイイとこ見せてね」など、気持ちを受けとめる声かけをしながらお手伝いしてあげましょう。
落葉を使って絵の具遊び
子ども一人でも取り組めて、仕上がりが芸術的。落ち葉を使った絵画製作です。マスキングテープを使って、子どもと一緒に落ち葉を仮止めしたあとに絵の具を塗っていきます。はじめは落葉のなかだけ塗りたがりますが、保育士が手を添えて落ち葉をはみ出すように援助しましょう。写真では筆を使っていますが、一歳は力加減がコントロールしにくいのでタンポでもいいですね。
■無理をしないで楽しくが大事
クラスの状況で絵の具は無理であれば、落ち葉を糊で自由に貼り付けるだけでも素敵な作品が仕上がりますよ。1・2歳クラスはイヤイヤ期と自分で!期が重なる大変な学年です。無理に凝ったものをしなくて大丈夫。楽しく作品作りができればOKですよ。
いかがでしたか?
自分で!の時期を逆手にとって、自分で!やりやすい絵画製作をご紹介しました。落葉で遊び出した子どももいたでしょうが、自然とふれあいを楽しんでいるのです。おおらかな心で見守ってあげてくださいね。
Lineでお友達登録するとお役立ち情報を配信します!
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
保育士ライフスタイルメディア|保育Willの最新情報をお届けします