一般的に多いのがお湯や洗剤による乾燥です。お湯は必要な油分までも洗い流してしまいます。冷えからくる手荒れもあります。また金属アレルギーの方が普段指輪をしていても何とも無いのに、家事で水を使うと荒れる場合は、金属が水で反応しているか、指輪と指の間に洗剤などの成分が残ってしまって荒れています。意外なところではシャンプーやボディソープが原因ということもあります。

洗剤や、アレルギー反応の場合は、その原因となる原因を無くすと荒れません。食器洗剤やシャンプー、ボディソープを変えてみるのも必要となります。

またお湯や洗剤が原因で荒れている場合は、ゴム手袋をつけて食器を洗うなどの予防をしましょう。
とはいえ、ゴム手袋をいちいちつけていられないという場合には、対策として水を使う前後に保湿効果の高いビタミン、ヒアルロン酸、馬油、桃の葉エキスなど保湿効果のある成分が入っている商品を使うと効果的です。尿素は角質を柔らかくするものなので、他の成分が入りやすくなるので良いと思いますが、保湿効果をメインに考えるなら尿素だけではダメです。

また、美容師専門商材で手に膜を作るタイプのハンドクリームもあるので、行きつけの美容員で聞いてみると良いですね。
美容師見習いの時に、必ずと言って良いほど手荒れで悩んでいたので教えてくれますよ。

ハンドモデルをしている方は、日頃から手を使う時は手袋をしておられます。しかし、私たちはいちいちそんな事していられませんよね。
そこでハンドモデルが日頃やっている、お手入れ方法を覚えて、夜寝る前や休みの日にしちゃいましょう。

1,まずは使い捨てのビニール手袋、タクシー運転手が使っているような布手袋、スプレー容器、化粧水、ハンドクリームを用意します。
2,スプレーボトルに化粧水と水を1：1位で薄めます。手荒れの酷い場合は薄め無くても良い。
3,薄めた化粧水のスプレーを手に吹きかけ、手全体に馴染ませます。
4,ハンドクリーム、もしくはオリーブオイルやシアバターなどの保湿効果の高いオイルを全体的に塗ります。荒れやすい指と指の間や指先にはたっぷりとつけます。
5,布手袋をはめてからビニール手袋をはめます。
6,手首のところに輪ゴムをはめます。
7,このまま暫く待つか、このままで食器洗いをします。

ゴム手袋で蒸し状態になるので化粧水やクリームの保湿成分が浸透しやすくなります。

ハンドエステもありますが、自宅で手軽に出来る手荒れ対策グッズも沢山あります。
使い捨て手袋の中に高濃度の美容液をたっぷり含ませた商品でオススメです。