【0歳児】4月の保育製作を考えましょう

2016年03月22日 更新

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【0歳児】4月の保育製作を考えましょう

4月の0歳児保育は、保育園生活がはじめての赤ちゃんばかりで大変。そんな中でも製作保育がはじまります。ポイントをおさえながら、0歳児の製作内容を考えていきましょう。

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0歳児の製作はサクッと短時間で

0歳児製作は、一人5~10分程度で終わらせましょう。0歳児クラスは、のんびりゆったりが生活の基本。今日できなくてもまた明日、というくらいにのんびり保育を計画していきましょう。

0歳児の製作は保育士と一対一

0歳児保育は、保育士と一対一が基本です。複数で一度に製作をすると、保育士の目が行き届きません。絵の具を口に入れたり、転倒するなど、思わぬ事故につながります。保育士と一対一の関わりの中で製作を行うと、十分に目が行き届き、赤ちゃんも安心して製作を楽しむことができますよ。

0歳児の製作は環境作りも個別に

環境作りも大切です。4月は保育園生活のリズムが定まらず、保育士が熟慮して時間を設定してもその通りにはいきませんよね。そんな時は、一人ひとりに合わせた環境を作ってみましょう。音楽が好きならば音楽を流しながら。静かな空間が好きならば空いている保育室を使う、だっこが好きならお膝の上など、赤ちゃんのご機嫌に合わせた工夫をしてみましょう。

0歳児には手形足形がおすすめ

製作に赤ちゃんの手形足形を取り入れてみましょう。0歳児クラスは一年で大きく成長する学年です。月に一回は手形を取り入れた製作をすると、0歳の記念になりますね。家庭だとなかなかできないものですから、保護者も喜ばれるでしょう。

春のモチーフを使えばカンタン

手形足形を製作にどう取り入れたらいいでしょうか?4月であれば、桜の木やチューリップ、ちょうちょの一部を手形や足形で表現できますね。春ならではの植物や虫のモチーフを選んで、保育室の飾りへ利用すると楽しいです。

0歳児保育はスモールステップで進めよう

スタンプは簡単な作業ですが、赤ちゃんにとっては初めての体験。インクやスポンジの感触で泣き出すこともあります。ほかの月齢にも言えますが、子どもに初めての体験を経験させるときは、段階をふむことが大切です。段階とは、日数をかけて体験していくことです。段階を意識して計画すると、簡単に保育の流れを立てることができますよ。

製作事例

例えば、0歳児クラス「てんとうむし」を作るとして計画します。
1日目 てんとう虫や春の草花を見る
→実物を見る(絵本の絵でも十分です)
2日目 てんとう虫の羽に指先でスタンプし、模様をつける
→指先でスタンプの体験し、感触に慣れていくのがねらい
3日目 台紙に手のひらでスタンプし、草花を表現する。
→手のひらでスポンジのを体験し、感触を楽しむのがねらい
ひとつの製作に3日かけます。2日ほど予備の日も設定しておきましょう。初めて見る→知る、指先→手のひら、慣れる→楽しむ…簡単に計画立てるだけでも、多くの段階がひそんでいますね。

いかがでしたか?

0歳児クラスの4月の製作、保育士にとっては難しい月ですね。全体が落ち着くまで製作をしない保育園もありますが、せめて記念の手形足形はとっておきたいですね。小さなあんよに、おてて。赤ちゃんならではの可愛さは、残してあげたいですよね。

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