巷の図書館では、絵本カバーを利用したかわいいエコバッグ作りが話題となっています。簡単な行程で作ることができるので、おすすめです。年長クラスの参観日など保育園の行事に取り入れると盛り上がること間違いなしですよ!
2017年08月15日 更新
【秋の製作】読書の秋!作ろう絵本カバーバッグ
読書の秋。絵本を読むだけではなく保育園の図書の入れ換えをしたり、傷んだ絵本をきれいにしたり。本に触れる機会が増えますね。そんな秋の製作に、絵本カバーを使った製作はいかがでしょう。
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かわいい!絵本カバーを使ったペーパーバック
カバーは必要?保育園の本を見直そう
絵本カバーは表紙を保護するのにいいですが、子どもたちが握るとズルズルすべってしまいますよね。カバーをテープで留めても逆にかさばってしまい、子どもの手指にひっかかってビリビリに。ここは思いきって、絵本カバーを取り外してみませんか?そして、製作に利用していきましょう。
絵本カバーのバッグ作りはなぜ始まった?
絵本カバーでバッグなんて、かわいいよね!それだけで広まったものではありません。保育士として、なぜこのバッグ作りが始まったのか知る必要がありますよね。子どもたちに「どうして?」と聞かれる前に、はじまりを作った読者や出版社の想いを伝えてから製作に取り組んでいきましょう。物を大切にしていく気持ちは素敵ですよね。
■絵本カバーのバッグ作りの歴史
エコバッグ作りは2008年ごろ、絵本作家、長谷川義史さんの代表作の一つ「いいからいいから」シリーズ(絵本館)のカバーで、読者が独自に作ったのが始まりという。その後、絵本館のスタッフが詳細なサイズ設計、展開図作りなどを行い、好学社などと書店のワークショップで全国に広めていった。
(中略)
両社によると、書籍は印刷して書店に並んだ後、売れずに時間が経過したり表紙が汚れたりして、ある程度は常に返品される。それでも再度注文が入ると、カバーを新しく掛け替えて販売される。
●廃棄をリサイクル
出版社のワークショップで使う絵本カバーは、このルートで廃棄されるものの一部をリサイクルする。環境に優しく作る楽しみがあって個性的な装飾品になるとして全国に広まった。
作り方をご紹介
【準備物】
絵本カバー
はさみまたはカッターナイフ
定規
えんぴつ
穴開けパンチ
両面テープ(のりでもよい)
持ち手用のひも
①カバーのイラストが好みの位置に来るようにして、内底、外底、袋本体の筒部分、持ち手補強の裏張り2枚の計5パーツを切り出す(底や裏張りは表から見えないので、別の紙でもよい)
②持ち手の部分に裏張りをして補強する。マチの中心が内側に、マチの端が外側になるように折り畳んで筒を作り、のりしろを両面テープでつける
③本体の下から、のりしろ幅の分を折り上げ、さらに底幅の2分の1の長さの分を折り上げる。上の折り目から底部を作るため折り返して開き、のりしろとなる下の折り目は内側に折って箱状にする。内底はのりしろの内側から、外底はのりしろの外側から張り付ける
④本体の上部分に穴開けパンチで穴を開け、持ち手のひもを通して内側を玉結びにする
詳しい解説はこちらで手に入れよう
■絵本館 /変身★いいからエコぶくろ
http://ehonkan.co.jp/download/ecobag.pdf
絵本館が紹介しているエコバッグの作り方です。PDFファイルなので、プリントして手元に置いておくと便利ですよ。
動画を見てポイントをチェック
テキストで読んでも、細かい部分が分かりにくいですよね。絵本カバーを利用したペーパーバックについて、丁寧に作り方を解説している動画を見つけたので参考にしてくださいね。
いかがでしたか?
すぐにでも子どもたちとやってみたい!そんな気持ちがムクムクわいてきませんか?絵本を大切にする気持ちを伝えながら、かわいいバッグづくり。ぜひトライしてみてくださいね。
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