昨年4月、メキシカンファーストフードチェーン、タコベル（TACO BELL）が日本に再びやってきました。
意外にも周囲で「やったー！楽しみ！」という声も多く聞かれました。

日本1号店は渋谷道玄坂。
12月には新橋日テレプラザに2号店をオープンしました★

再上陸、というのは、タコベルは1980年代後半、日本に進出し失敗、撤退した前歴があります。
当時の日本でのファーストフードといえば、『ハンバーガーとポテト』。
このとき、一部のコアな人々を除いて、一般的な日本人にはあまり受け入れられなかった苦い過去です。

現在のタコベルはアメリカを主軸に、世界で6000店舗以上。
「世界的なブランド認知の確立」のため、今回日本へも再挑戦。
アメリカ本土では、若者はタコベルがだーい好き！
今回、日本人にメキシカンフードがどこまで受け入れられるか？！楽しみなところです。

ここ数年で、ファーストフード業界の勢力図は大きく変わりました。
特に顕著なのが、マクドナルドの業績不振です。

もともと、両者アメリカのファーストフードチェーンであるマクドナルドとタコベルは犬猿の仲。
何年も前から敵対しており、CMでは戦争状態。

そして去年、ちょうどタコベルが日本にやって来た頃、タコベルがマクドナルドを完全にディスリスペクトした、大々的なディスりCMキャンペーンを披露します。

もはや短編映画のようなCMは、日本でも話題となり、立ち上がりに一役買ったといえます。

舞台は「ルーティーン共和国」。人々は来る日も来る日も同じ朝食を食べなければなりません。
ドナルド・マクドナルドを模倣した独裁者ももちろん毎日丸いマフィン。
国家の標語は「幸福は同じ朝食、同じルーティーン、同じスマイル」。

しかしついに、この独裁国家から2人の男女が逃げだし、逃亡の果てに新しい国にたどり着きます。

敵対心むき出しのCM…
ショートムービーとして楽しめます。YouTubeでどうぞ。

さて、
日本にオープンした渋谷店では、悲しいことに定番4品と日本限定メニュー2品というラインナップ。
しかしながら、この『六角形』、ちゃんとメニューに入っています！

新橋日テレプラザ店では、朝食メニューが登場し、あの、『A.M.クランチラップ』もやって来ました！

スタンダードメニューの中で、個人的にいちばんオススメなのが、『クランチラップ』。
六角形の中にはビーフかポークのお肉と、ナチョチーズ、トマト、サワークリーム★*

そして、巷で「これはむしろタコスより美味しい」と評判なのが、『シナモントスターダ』。

今回は日本でメキシカンブームを起こせるのか？タコベル、頑張って欲しい！
オープニング熱も落ち着いて、そろそろ余裕を持ってお店でタコスを味わえそうですよ。是非。