ノラ・ジョーンズの代表曲”Don’t Know Why(ドント・ノー・ホワイ)”は、誰もが一度はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。彼女の音楽は、ポップスやカントリーといった他の音楽の要素を取り入れています。そのためノラが純粋なジャズ・シンガーかどうかというのは、意見の分かれるところです。しかしそれゆえに、ポップ・ミュージックの感覚で楽しめるので、これからジャズを聴きたいという方にはおすすめのアーティストです。
2016年06月20日 更新
おすすめ「女性ジャズ・ヴォーカル」で、ジャズを始める。
今やどんなジャンルの飲食店に入ってもBGMとして流れている音楽「ジャズ」。耳にしたことがない人はいないと思いますが、おうちでも聴きますか?ジャズは定義が広く、何から聴いていいのか迷うことも多いジャンルの音楽です。今回は、親しみやすい女性ジャズヴォーカルを集めてみました。
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Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)
photo by miho yamana
彼女の大ヒットアルバムである”Come Away with Me(カム・アウェイ・ウィズ・ミー)”(2002)は、ジャジーな雰囲気とポップスの馴染みやすさを兼ね備えています。ジャズだけではなく、その他いろいろな音楽の方向からみても優秀な作品です。このアルバムをかけるだけで、一気に部屋がカフェっぽくなるので、もっていて損はないアルバムです。
akiko(アキコ)
名門ジャズ・レーベル「ヴァーヴ・レコード」から、日本人女性で初めてデビューしたのが、日本人のジャズ・ヴォーカリストakiko。才能あふれるクールな歌声もさることながら、その美貌と美しい写真でジャケ買い必至のアーティストです。
photo by miho yamana
彼女もジャズに多彩なジャンルの音楽を取り入れており、ジャズを聴き慣れていない人にも受け入れやすいアルバムを多数発表しています。DJの須永辰緒氏をプロデューサーに迎えた”Mood Swing(ムード・スウィング)”は、「ちょっと悪くてカッコいい」ジャズを聴かせてくれます。一方で”Do You Know?(ドゥ・ユー・ノウ?)”(“SimplyBlue”収録)や”I Miss You(アイ・ミス・ユー)”(”Collage”収録)といったバラードでは切ない女心をしっとりと歌い上げてくれます。恋する女性なら、泣いちゃうかも。”LITTLE MISS AND JIVE GOES AROUND THE WORLD(リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ)”では小西康陽氏をプロデューサーに迎え、ダンサブルに仕上げるなど進化を止めないジャズ・ヴォーカリストです。
Holly Cole(ホリー・コール)
ホリー・コールと言えば映画「バグダッド・カフェ」の主題歌”Calling You(コーリング・ユー)”のカヴァーで有名ではないでしょうか。大きな目でどこか可愛らしさの残る顔つきとからは、ちょっと離れた情感あふれる力強い歌声の持ち主です。
photo by miho yamana
もちろん世界的に有名な”Calling You”もおすすめなのですが、個人的には同アルバムに収録された”Smile(スマイル)”も、じっくり聴いてほしい曲です。仕事のストレスでいっぱいいっぱいになってしまったり、辛いことが重なったりした時に聴いてみてください。ホリーが時に優しく、時に強く、素晴らしい表現力で「微笑んで、その胸が痛くても。その胸が壊れそうでも」と歌うのを聴くと、「前を見て頑張ろう」と思えるはずです。
初めての「ジャズ」におすすめの3人
今回ご紹介した女性ヴォーカリストは、初めてジャズを聴く人におすすめの3人です。ノラならカフェっぽく、akikoはクラブっぽく、ホリーならバーっぽく…。というところでしょうか。お仕事後のプライベート・タイムをどんなふうに演出したいかで、選んでみるのもいいかもしれません。
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