3歳児クラスに比べると生活の中では差を感じませんが、製作保育になると仕上がりに差が見られます。たとえ幼い絵や立体作品だったとしても、最後まで仕上げた強い心と集中力を誉めてあげましょう。
2016年05月13日 更新
【4歳児】5月の保育製作を考えましょう
5月は気候がよく、鳥のさえずりも高らかです。今回の製作は鳥をテーマにしてみました。参考にしてくださいね。
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やりとげる心が大切
すべて子どもの力ですべき?
「難しいよ」「最後までがんばりなさい」こんなやりとり、したことありませんか?子どもにとって、“できない“と告白することは勇気がいることです。甘えてるな、と全て突き放す必要があるかな?と考えてみてください。子どもたちの力で仕上げるべきだ!とかたくなに思う必要もありませんよね。
いまは頑張りのハードルは低く
保育士がアイディアのヒントをあげたり、難しいところは手助けしてOKです。甘えが強い子どもであれば「ここは先生が手伝うから、ほかは自分で頑張れるかな?」と約束してから手伝うなど、頑張りのハードルを低くしてあげましょう。
自分だけの鳥を作ろう
5月は保育園の軒下に、つばめが巣を作っていませんか。園庭の木々や空にも鳥が遊んでいる様子が見られますよね。今回は、保育室いっぱいに鳥をとばしていこうと思います。
■壁に大きな木を作ろう
製作する前日までに保育士が作り、壁に貼ります。立体的ににするのであれば新聞紙で幹や枝を作り色を塗ればいいめすが、色画用紙でサクッと作れば問題なしです。画用紙を一度クチャクチャに丸めてシワを作り、切ってやれば木らしくなります。子どもたちが登園したときに、何!?と驚くくらいビッグな木を作ってくださいね。
■ストローと絵具で
今回は先に鳥の形を描いたものを渡し、切り抜いてから絵具を使います(絵具が先になると形を描いた線が消えて切りにくくなります)。切り抜いたら、画用紙に水で溶いた水彩絵具をたらして、ストローで吹いてみましょう。絵具の色たちが、思わぬ動きをしてくれます。
鳥の絵です。画用紙に人数分コピーしたら、準備が簡単ですよ。
■保育室内に鳥をとばそう
できた鳥から、室内に貼っていきます。貼る場所は子どもたちと相談してくださいね。電線を作ってみても楽しいですよ。
先生、お友だち作っていい?
鳥でいっぱいになった木ですが、製作の得意な子は「鳥のお友だち作っていい?」など提案してきます。みとめてあげましょう。製作はその日に作って終わり、ではありません。保育室にあるかぎり、発展していけばいいのです。お花が咲いたり、子どもたちが遊びに来たりと賑やかな製作が完成しそうですね。
いかがでしたか?
保育室いっぱいに鳥がとんだら、とワクワクしながら製作できる内容でしたね。木だけでなく、扉の上や天井にもとばしてみてくださいね。
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