保育士の仕事は子供たちの面倒を見ることではなく、子供たちと毎日接することが仕事です。
誰が何を考え、どう行動しているのかなどすべての子供たちを把握することはできないでしょう。
時に、間違ったことをしてしまう子供を叱らなければいけない場面もあります。
そこで、子供心を理解してあげることは、大人の保育士にとって必要不可欠なスキルです。
最近では心理学やカウンセリングなど、児童心理系の勉強をされる保育士も多く、資格取得でのキャリアアップにもなるといわれています。

保育の現場では、子供の感性を育てるような取り組みを行います。
たとえば、リラックスしながら絵の具を使って創造する、リトミックで自由なダンスをするなど。
行動を子供たちに任せ、感性を育てるような取り組みが多く行われます。
そういった目的でとても役に立つ、セラピー系のスキルが保育士に人気です。

保育園では必ず「食育」を行います。
食べ物の素晴らしさや栄養について、そして食中毒や食事の必要性などを考えはぐくむという教育です。
「毎週○曜日のおやつは手作り」「週に1度食育をしている」などという保育園も数多く、食育系の通信講座やスクールが、保育士さんに人気です。

小学校高学年では英語が必修科目となっています。
そこで、保育園のうちから英語に触れる機会を、と考える保育園は数多く、外国の先生を雇いグローバルな経験を子供たちに体験させている園もあります。
そこで、保育士が英語を覚えていると子供たちも英語に触れあえる機会が多くなるため、インターナショナルな保育園では英語のスキルを身に着けておくと便利です。

保育士さんは保育士資格を取得したらそれで終わり、ではありません。
継続的に様々なスキルを身に着けておくと、キャリアアップにもつながりますし何より、子供たちのためにもなります。
食事、英語、セラピー、心理など普段の生活で役立つスキルが満載です。
ぜひ挑戦をしてみましょう。