フィンガーペインティングとは、フィンガーペイントとも言います。手のひらや指を使って、専用の絵の具を塗り伸ばして描きます。グニュグニュした独特の感触があるので、子どもたちは楽しんで取り組むことができます。
2016年07月28日 更新
【夏の製作】フィンガーペインティング
夏に一度はやってほしい、フィンガーペインティングのご紹介です。「フィンガーペインティング?何それ?」の疑問を解決する解説と、専用絵の具作り方を掲載しています。参考にしてくださいね。
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フィンガーペインティングとは
■誰でも手軽に楽しめる
フィンガーペイントは、筆などの道具を使わないので、特別な経験や技術が無くても大丈夫なんです。いつでもどこでも誰でも自由に簡単に楽しめることが最大の魅力ですね。指を使って描くので、直感的に絵を楽しむことができます
泥んこ遊びが苦手な子でも
手のひらや指を汚した経験が少ない子どもは、泥んこ遊びを嫌がります。フィンガーペインティングは大胆に手のひらや指を汚しながら描くので、泥んこ遊びの導入にもぴったりです。汚しながら描くという新しい経験は、子どもの心を解放していきます。
■子どもたちの感性を引き出そう!
成長しつづける子供たちの感性は、純真で柔らかく、そして自由で豊かな想像力を秘めています。そして、何かで表現したい、誰かに伝えたい思いで絵を描きはじめます。フィンガーペイントは、そんな幼い子供たちの感性を未熟な技術から解放し、遊び感覚で自由に好きな時に自己表現させてあげることができます。
色は三原色で
赤、青、黄の三原色を用意しましょう。色づけは、ポスターカラー・水彩絵の具・食紅を使った方法があります。これから小麦粉を使った手作りフィンガーペインティングをご紹介しますが、フィンガーペインティング用の絵の具も販売されていますよ。参考にしてくださいね。
専用絵の具の作り方
■小麦粉で作る
①大きななべに小麦粉2カップとお水5カップを入れて弱火で10間程度、木べらなどを使いながら混ぜ合わせる(混ぜ合わせないで煮続けると焦げるので、手を休めない)
②どろどろになったら火からおろし、冷ます(このとき、指で描いた形になるような硬さであるか確認)
③2に色を加える(遊びながらテーブルの上で加えてもよい)
食品でできているので、手作りのフィンガーペインティング絵の具は冷蔵庫に保管します。必ず翌日までに使用してくださいね。3日目になると傷んで腐ってしまいます。
■市販の絵の具
指につけた絵具で思いのままに描いていく、そんな子どもも大人も楽しめるフィンガーペイントのご紹介です。
小麦粉アレルギーに注意!
小麦粉で作った絵の具なので、小麦粉アレルギーの子がいる場合は注意が必要です。どの程度であれば触っても大丈夫か、保護者に確認しましょう。後で落ちやすいように洗剤を混ぜる方法も紹介されていますが、かゆくなる子もいます。洗剤の投入は避けたほうがよいでしょう。
小麦粉を使わない方法もある
洗濯のり、液体洗濯のり、ポスターカラーを混ぜるだけでも作ることができます。机の上で遊ぶだけ、小麦粉アレルギーが心配な場合は利用できますね。机の上だけでも、フィンガーペインティングは十分楽しめます。
いかがでしたか?
子どもから大人まで夢中に遊べる、フィンガーペインティング。保育士も子どもたちと楽しみながら描いてみましょう。日ごろのストレスが解放されるかも!?ぜひトライしてくださいね。
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