生活も落ち着いてきたので、春から現在の3歳児クラスを振り返ってみましょう。そういえば、おトイレの失敗がちらほらありましたね。しかも同じ子ばかり。保育士も人間ですから、余裕があるときばかりではありません。いそがしいときは「また!?」なんて思っていませんでしたか。
2016年07月25日 更新
【3歳児】7月の製作保育を考えましょう
7月は年度の3分の1が過ぎたころ。春からの保育を振り返ってみましょう。製作はストローを道具に使って、夏らしい絵を描いていきます。参考にしてくださいね。
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「ひとりでアレコレやって」は難しい
乳児クラスでは、ほぼ一対一の生活なので保育士からこまめに「トイレ行こう!」と誘ってもらえます。しかし、幼児クラスになるとどうでしょう。進級してすぐの子どもたちに「トイレは自分で行ってきてね」と声がけのみになっていませんでしたか?ベテランでも幼児クラスはこうあるべき!という気持ちが強いと、ついつい個人を見守る目がくもってしまいます。
「個人差」というキーワード
保育士の要求に高月齢の子どもたちは対応できますが、低月齢の子どもたちにとっては難しい要求。また、排泄機能の成長も個人差があるため、尿意が極端に短い子もいます。「成長の個人差」というキーワードは、幼児クラスになっても忘れないようにしましょうね。
ストローでスタンプ遊び
今月はストローでスタンプで遊びをしましょう。夏は冷たい飲み物をストローで飲む機会が多いので、子どもたちも親しみをもって取り組めます。ストローの先を子どもたちで切り開くのは難しいので、保育士が切り込みを入れておきましょう。切り込みを開くのは、子どもたちに任せればOKです。
■ワンポイント
ストロースタンプは線がごちゃごちゃと入り組むので、スタンプする色画用紙の色は統一しましょう。すると、掲示したときにまとまりが出ますよ。青にすると花に、黒にすると花火になります。
いかがでしたか?
3歳児クラスは身の回りや生活習慣の完成に、かなりの個人差があります。今回の製作の場合は、ストローの切り込みを開く作業につまずく子もいるでしょう。自立心を育てる気持ちは大切ですが、幼児クラスになったからと個人差を無視するのは危険です。進級までに自立心が育てばいい、くらいの優しい眼差しで子どもたちを育てていきたいですね。
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