日本でもメジャーな行事として広まったハロウィンです。製作活動をはじめ
子どもたちが仮装をして街を歩くと、大人にお菓子をいただくことができて嬉しいハロウィン。街では大人も愉快に仮装して楽しむハロウィン。
でもハロウィンとは一体なんなのでしょうか。

万聖節（キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日）の前夜祭。
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭り。

子ども達に伝えるには少し難しいですし、我々日本人にとってはなかなか理解しづらいです…。しかし…

この日には、ご先祖様の魂が家に訪ねて来ると言われていることから、日本でいうところのお盆のような意味合いがあります。

日本と少し違うのは、この日はご先祖様をはじめとした良い魂のみならず、悪霊も訪れることから仮装をして撃退するということです。仮装をするのはそういった意味合いがあるのですね！

近ごろすっかり行事として定番化し、園生活においても製作活動や行事で取り入れることがあるハロウィン。仮装をしてかわいい！お菓子がもらえてうれしい！という子どものウキウキする気持ちも大切にしながら、お盆とお月見のような意味のある本来の意味をしっかり伝えて、世界の行事に目を向けられたらいいですね。