運動会を経験して、5歳クラスや4歳クラスに憧れの気持ちが芽生える時期です。予行練習からきびきび演じる子どもたちに、「カッコイイ!」と熱い視線を送っていましたね。ちょっと背伸びして、同じようなことがしてみたいキラキラした瞳で訴えてくるはずです。

2016年10月19日 更新
【3歳児】10月の製作保育を考えましょう
少しずつ秋の気候にうつりかわり、運動会も一段落する頃ではないでしょうか?運動会後の3歳クラスの様子と、秋の味覚をモチーフにした製作をご紹介します。
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ちょっと背伸びしたい時期
できることは任せてみよう
運動会ごっこ程度であれば自由にまねっこ遊びができますが、お手伝いとなると…ですね。確かに3歳の子だけに任せるのは躊躇します。では、どうしたらいいでしょう?4歳の子や5歳の子と一緒にさせてみるのはどうですか?保育士があれこれ言うよりも、年の近い子どもが言うほうが納得して聞いてくれます。完全に任せるのではなく、まずはお手伝いからはじめましょう。
やる気をほめること
できる・できない、にこだわるのはやめましょう。保育士自身が頭で分かっていても、子どもを目の前にすると「ホラホラ、やっぱりそうなった!」思わず手助けをしてしまいますね。一番に、子どものやる気を認めてあげることが大切です。そうすると、保育士の言葉や行動が変わります。過剰な手出し口出しをグッとおさえて、最後までやろうとする姿を見守る心がもてますよ。まさに、保育士も子どもに育てられる瞬間です。
リンゴの木を作ろう
リンゴ型の台紙に、ぐるぐると毛糸を巻き付けます。隙間ができないように、考えながら巻き付けるので集中力が必要です。 上手に巻けたら、ぷっくり可愛いリンゴの出来上り。毛糸は一色だけではなく、色んな色味の赤やグリーンがあれば楽しいですね。
次に、リンゴの木を作りましょう。野菜スタンプで葉を表現してもいいですし、綿棒を束ねてスタンプしても面白いですよ。幹は、保育士が描いてあげておくといいでしょう。イメージがつきやすく、作業にスムーズに入ることができます。
■野菜スタンプ
■綿棒を使ったスタンプ
いかがでしたか?
秋の味覚をモチーフにすると、子どもたちは実際に家庭で目にしているので喜んで製作します。リンゴづくりは根気が必要ですが、ちょっと難しいことにチャレンジしたい時期なのでトライさせてあげたいですね。
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