11月になると寒暖差が激しく、朝晩はグッと冷え込んできます。気候がよければ戸外あそび中心に保育計画をたてることができますが、この時期は体調をくずす子どもが多いようです。気候が安定するまで、全体の体調に配慮しながら、バランスよく室内あそびも取り入れていきましょう。
2016年11月10日 更新
【5歳児】11月の製作保育を考えましょう
5歳児クラスの子どもたちは心も体も育ち、集中力を育てる時期です。今回は、集中力が育つ室内あそびや製作をご紹介します。
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寒くなってきましたね
集中できる遊びを取り入れて
室内あそびというと、どんな遊びを想像しますか?ブロック、ままごと、絵本を読む…など、頭に浮かんできますね。5歳児クラスの子どもたちは、就学に向けて、一定の集中力がたもてるように意識していくことが必要です。室内遊びも、机上である程度集中して遊びこめるものを準備していくとよいでしょう。
集中力がつく遊びとは?
例えば、おもちゃ箱一杯ぶんのレゴブロック。子どもたちは遊んでみるものの、物足りなさを感じているはずです。5歳児クラスの子どもたちであれば、小さなブロックや技巧的なブロック(磁石でくっつく、パズル的要素がある、刺してカチッと止めるなどワンアクションが必要なもの)を好みます。
■選ぶポイント
○手先を細かく使うもの
○ある程度複雑
○子ども自身で工夫できるもの
オリジナルスニーカー製作
手先の作業も取り入れた、スニーカーをモチーフにした製作を紹介します。色んなスニーカーが仕上がりそうで楽しみですね!紐通しと蝶々結びは個人差が出てくる行程内容なので、保育士が丁寧に関わって一緒に仕上げてあげましょうね。
■製作事例
〈準備〉
保育士が台紙をスニーカーの形に切っておきましょう。手間がかかりますが、この先の行程にじっくり取り組めるための援助です。紐の穴は、クラス人数が少数であれば鳩目をつけて強度をつけましょう。そうでなければ、裏面にテープを貼ってパンチで穴をあけるだけで十分です。
〈行程〉
①靴の台紙に色を塗り絵を描く
②靴紐を通す
③保育士と一緒に蝶々結びをする
いかがでしたか?
製作も手先の作業取り入れていくと、楽しみながら集中力が育ちます。いつもの製作より準備が大変なので、作品展に取り入れてもいいですね。カラフルな靴が仕上がっていくのを見るとワクワクしますよ。
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