この時期の1・2歳児クラスの言葉は、驚くほど成長します。発語が増えるのもそうですが、言葉の理解が正確になってくるのです。「え!?私のクラスの子は全然理解してくれない!成長遅いのかな?1歳が多いからね」そんな声も聞こえてきますが、本当にそうでしょうか?
2017年02月03日 更新
【1・2歳児】2月の製作保育を考えましょう
子どもたちの言葉の成長に合わせて、保育士も言葉を見直そう!というお話しをします。製作は絵の具を使った雪景色を作ります。参考にしてくださいね。
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言葉の理解がすすむ時期
保育士の言葉を見直そう
ちゃんと指示しているのに、思ったように動いてくれない…というのであれば、言葉を見直してみてください。いそがしいと「こっち来て!」とか「あれ、ちょうだい」など、言葉が曖昧になっていませんか?「○○(場所)まで来てね」とか「○○(物の名前)をちょうだい」のように、具体的な名前や場所を言葉にしてあげましょう。どうですか?反応が変わりましたか?変わらないのであれば、いまからでも意識してみてください。数週間後には、子どもの反応が変わりますよ。
クラスの子は保育士の鏡
言葉はとても大切です。子は親の鏡、というように、クラスの子どもたちは保育士の鏡です。保育士はこのことを心にとめて、言葉がけをしていかなくてはなりません。大丈夫です。1から10までガチガチの丁寧語である必要はありません。時には友だちように、地方であれば方言を交えながら、あたたかみのある会話も大切です。ただ、子どもたちへの指示は、曖昧さを避けたほうが無難です。具体的な言葉であるほうが子どもたちの心に届きやすい、そのことを保育士として知っておきましょう。
ペタペタ作ろう!雪景色
2月になると、あたたかい地域でも雪がちらつくようになりますね。まったく雪が降らない地域でも、テレビで雪情報や雪景色が映像として流れます。今回は、自分達の手で雪を降らせてみましょう。雪だるまを作れるくらいに、みんなでペタペタペタペタ。八ツ切り画用紙に製作するのもいいですが、水色の模造紙を保育室いっぱいに貼って、みんなでペタペタしても楽しいですね!
いかがでしたか?
子どもたちと、迫力満点の雪景色が製作できたでしょうか?雪景色に、白い丸シールを貼り足して質感を変化させたり、子どもの写真を貼っても楽しいですよ。
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