型押しおにぎりと言っても、特別な道具を買う必要はありません。家にあるもので作りましょう。

例えば、クッキーなどが入っているようなお菓子の缶。平たいタッパー。オーブンの天板でもいいですね。もっと言えば四角くなくてもいいのです。

深さが２～３センチ以上あればOK。ケーキ型でも、牛乳パックでもできますよ。

用意した型にラップをしき、そこにご飯をつめます。

高さはお好みですが一口で食べるには2～3センチがいいでしょう。

ご飯をギュッとしっかりとつめてさらに上からラップをかけて平らにならします。

そしてあとは一口サイズに切っていくだけ。この方法なら一口大のおにぎりを30個とかもあっというまにできてしまいます！

クッキー型などで抜いてもいいですね。

作るのはとっても簡単なのに、二色三色と色々な色で作って交互に並べるととっても華やかになりますよ。ちょっとしたおもてなしにもなりますね。

赤は梅や鮭。緑は大根の葉、ほうれん草、青のり。いり卵を作って黄色もきれいです。その合間に白も入れてもいいですね。

お皿の上に並べるのはもちろん、ぎっしりと缶や箱につめて、かわいく切った海苔なんかを散らしたら、お花見やその他屋外イベントにもぴったりではないでしょうか。

型押しおにぎりの応用編でごはんケーキもなかなか素敵です。ケーキ型にラップをしき、ご飯を詰めます。しっかりと詰めて平らにしたら、お皿に盛りつけます。そして、天面
にいり卵、絹さや、にんじん、サーモンやハムなどでデコレーションをしていきます。みじ切りや千切りはもちろん、きゅうりやにんじんをピーラーで薄くするとリボンのようなトッピングになり華やかです。

また、一回り小さなケーキ型があれば、2段のケーキを作ることができて、より一層豪華です！

ご飯を詰める時に半分くらい詰めた所で具材をしき詰め、さらにごはんをのせると、間に色が入ってより一層ケーキらしくなりますよ。

混ぜごはんで作ったり、酢飯で作ってもいいですね。酢飯の場合には海鮮もあいますし、意外なところではチーズを混ぜ込んだりちらすととってもおいしいです。

いつものご飯やおにぎりをちょっとした工夫で華やかに。既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、知らなかったわ！という方はこれから集まりも多くなる春先にぜひ取り入れてみてくださいね。