【保育の知識】絵の具の「筆」の特徴と適した使い方

2020年07月08日 更新

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【保育の知識】絵の具の「筆」の特徴と適した使い方

保育園の絵の具遊びや絵画遊びに使う「筆」。「筆」の特徴と適した使い方を知って保育に活かしていきましょう。

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保育園で使う「絵筆」について

いかがでしたか?

保育園の絵の具遊びや製作で使う「筆」は大きく分けて2種類あります。ひとつは「丸筆」、もうひとつは「平筆」です。筆の毛先はいろんな素材がありますが、幼児用の筆はアクリル系の素材のものが多いようです。

保育園で使いやすい筆のサイズや特徴は?

保育園で使いやすい筆のサイズは10号から16号サイズ。筆の柄は子どもが持ちやすい太さがいいでしょう。毛先の水の含みがいいほうが、描くと絵の具がのびやすく子どもでも扱いやすいです。

絵画制作時の「筆」の使い分け

保育で絵画制作をするときに「筆」の使い分けについて知っているといいですね。平面を塗るときはハケ・平筆を使う、細かな範囲を描く場合は毛先の細いものを選ぶなど、絵画活動に適した筆を使うと子どもたちが描きやすいですよ。

保育園で「筆」する管理方法

保育園で「筆」をどのように管理していますか?筆を長く使うためには適切な管理が必要です。適切に管理するために、保育士が「筆」を管理してあげるといいでしょう。

①筆を使ってパレットを洗うと毛先が早く痛むのでNG
②汚れた筆は付け置き洗いしてからよくすすぐ
③洗ったあとは水気を切って筆の先を整えてから干す
④乾いた布の上に並べて乾かすと毛先をまっすぐキープできるのでベスト

絵筆の種類

◆フラット(平筆):広い面・線を描けます。筆の向きで表現を変えることができます
◆フィルバード(丸平筆):フラット型を使い込んだ形に最初から作ってあります。毛先の使い勝手がよく使いやすい
◆ブライト(丸筆):細部の描きこみや細い線が描けます
◆ファン(扇型筆):絵の具の含みが極度に少ない筆。絵の具を含ませずに絵の表面をなでるとぼかし効果が出せます
◆ハケ(刷毛):広範囲を塗りやすく下塗りなどに適しています

毛の種類

◆豚毛→硬めの毛質。油絵に使われている弾力と耐久性があります
◆ナイロン→硬めと軟らかめの毛質があります。絵の具の含みと弾力性がやや低い点もあります
◆コリンスキー毛→軟らかく最高級の筆です。イタチの毛でできています
◆パーミティル家→軟らかい毛質。イタチの毛で弾力があり絵の具の含みがいいです
◆セーブル毛→軟らかい毛でイタチの毛でできています。こちらも絵の具の含みがいいです



保育園の絵の具遊びや絵画遊びに使う「筆」についてまとめました。この記事を読んで、「筆」の適した使い方を知って保育に活かしてもらえると嬉しいです。

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