3歳クラスは、幼児クラスのなかでも一番ちいさい存在。ききわけているそぶりをしても、まだまだ保育士に甘えたいさかりですね。製作の途中でも「やりたくなくなっちゃった」「手伝って」「もう止めたいよ」なんて、甘えの言葉があちこちから聞こえます。
2016年04月21日 更新
【3歳児】5月の保育製作を考えましょう
5月の3歳児は月齢による精神面の差があり、保育士のフォローが必要な場面が多々あります。今回は誰もが興味をもち、月齢差なく楽しく取り組める製作をご紹介しましょう。
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まだまだ甘えたい年頃
あまのじゃくな発言は広い心で
「もうやりたくない」と言われたら、あなたはどう応えますか?3歳児は甘えからか、あまのじゃくな発言が目立つもの。保育士がそのことを忘れてしまうと、子どもも保育士も傷つく結果になります。何を言われても、広い心で受け止めましょう。
シャボン玉で絵を描こう
あまのじゃくまっさかりの子どもたちを夢中にさせる、面白い製作をご紹介します。シャボン玉で絵を描く製作です。シャボン玉液に絵の具を混ぜて、紙の上でふくらませます。シャボン玉がはじけたら、そこには思いがけない絵が誕生するのです。
製作前にしておくこと
絵を描く当日までに、シャボン玉あそびをしておきましょう。シャボン玉が上手に作れない子もいるので、練習になります。また、当日にシャボン玉を見せるとどうなると思いますか?もちろん大興奮になります。ガス抜きをかねて、しっかりと遊ぶ時間を作っておくといいですよ。
■製作事例
1日目 シャボン玉遊び
2日目 シャボン玉で描いた絵を見せる
3日目 シャボン玉で絵を描く
(園庭に机を出してシャボン玉で絵を描く)
4日目 予備日
シャボン玉の道具は口につけるタイプだと共有できないので、手持ちできるタイプを準備しましょう。
変化させて楽しむ
面白い製作は、一回だけだともったいないですね。素材などを変化させながら、製作をもっと深めていきましょう。大人が決めるだけではつまらないので、子どもの意見をどんどん取り入れましょう。
○半紙に描く
○長い大きな紙に大勢で描く
○大きな道具で作ったシャボン玉で描く
いかがでしたか?
いつもの遊びが、絵を描くことに変わる。なんて面白い変化でしょうか。シャボン玉を作れるようになれば、誰でも製作できるのが楽しいですよね。
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