なかなか言葉で伝えるのが苦手で、という保育士さんもいるでしょう。保育士なのに…と落ち込む必要はありません。人間ですもの、向き不向きはあります。いろんな個性のある保育士と接するからこそ、子どもたちは「いろんな人」と調和して暮らす力が身につきます。さて、話は脱線しましたが、言葉で伝えるのが苦手な保育士のかたにおすすめなのが絵本です。絵本を読みながら子どもたちと会話をすれば、スルスルと言いたいことが言えるし気持ちも伝わります。
2019年04月22日 更新
【幼児クラス】母の日を子どもに伝えよう②
母の日を子どもに伝えよう①に引き続き、幼児クラスの子どもたちに「母の日」をどう伝えるか解説していきます。参考にしてくださいね。
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4歳児クラスではこう伝える
いかがでしたか?
絵本を活用しよう!
4歳児クラスの子どもたちは、保育士の言葉に興味津々。言葉の意味や言い回しをとらえては「どういう意味?」「どうしてそうなるの?」と質問をたくさんしてくるでしょう。しかも、保育士が話している途中で聞いてくるものだから、新任保育士は対応にあたふた。どの保育士も通る道なので、はじめはビックリするでしょうが、落ち着いて対応していきましょう。
子どもたちに話を最後まで聞いてほしい時は話す直前に「みんなにお話しをしたいから、先生が話してる途中で質問はしないでほしいの。お願いね」とクギをさしておくと効果的です。もし、途中で質問してきてもあわてず、指を口にあててシーッと“静かに“を示すジェスチャーをすると「そうだった!」と気づいてくれます。保育士が焦って「○○ちゃん静かに!」と注意してしまったら、ほかの子どもたちの集中力がとぎれてしまうので気を付けてくださいね。母の日の由来については内容をしっかり理解できる年齢なので、定説を簡単に話してあげましょう。絵本やペープサートを使って物語として聞かせてあげてもいいですね。
■話を最後まで聞かせるテクニック
■こう話してあげましょう
○月○日は母の日です。昔、アメリカという国の女の子が、毎日一生懸命育ててくれたお母さんに「ありがとう」の気持ちをこめてお花をあげたんだって。今日は、そのお話しを読んでみようと思います(絵本を読む)みんなはお母さんに毎日してもらってること、どんなことがあるかな?うん、たくさんあるね。母の日は、お母さんに「ありがとう」を伝えてあげてね。
4歳児クラスは、保育士が子どもたちに話すときのテクニックを交えて解説しましたがいかがでしたか?こちらも少々長くなったので、5歳児クラスは③に続きます。あわせて参考にしてくださいね。
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