夏真っ盛りの8月。この時期の4才児クラスの様子はどうでしょう?8月は、多くの保護者が夏休みに入ります。長期休みや連休になった家庭の子どもは、家庭保育の機会が増えます。毎日誰かがお休みでクラスみんなの顔がそろわず、静かな保育室に。いつもはにぎやかなのに、ちょっぴり寂しく感じますね。
2016年08月09日 更新
【4歳児】8月の製作保育を考えましょう
8月になりました。夏の暑さに負けず、元気にすごすご子どもたち。クラスの様子を確認しながら、夏らしい雰囲気の作品作りをしていきましょう。
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家庭保育の日が増える8月
体も心もググッと成長
久しぶりに登園すると「なんだかお兄ちゃんの顔になった」「この子、前より優しいな」と感じる子どもがいますね。家庭で家族とゆっくり過ごすことで、体も心もグッと成長する姿が見られます。保育士から見て成長した点を発見したら、保護者と共有していきましょう。「気づいてもらえた。子どものこと、よく見てくれてる」と、より信頼感をもってもらえますよ。
スプレーを使ったにじみ絵
今回は、スプレーを使ったにじみ絵をご紹介します。にじみ絵にはいろんな技法がありますが、スプレーを使うと水鉄砲のようにシュッシュッと水の霧が広がっていくので涼やかです。戸外の木陰で製作したら、スプレーの霧で虹が見えるかも。
■事例
①コーヒーフィルター、油性ペン、水性ペン、水の入ったスプレーを準備する
②油性ペンで自由に絵を描く(色は薄い色よりも、黒や青など濃い色のほうがいいでしょう。にじませた後に、線がはっきり見えます)
③塗り絵のように、水性ペンで塗りつぶしていく
④霧吹きで水を吹きかけ、水性ペンのにじませる
⑤コーヒーフィルターを干して乾かす
⑥乾いたら四角や丸にカットして台紙に貼る(フィルターそのままでも面白い)
にじみ絵をスプレーを使うことで、夏らしい雰囲気で製作できましたね。水遊びのコーナー遊びにも使えますよ。作品の干し方も、平らに置いていくより洗濯物のように干していきましょう。まるで、旗のようにひらめいて面白い風景になります。
いかがでしたか?
慣れ親しんだ技法でも、使う道具を工夫するだけで季節を感じる製作になります。今回はコーヒーフィルターで製作しましたが、強めの和紙であれば大きな作品ができそうです。色んな紙を試してみて、バリエーションを広げていってくださいね。
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