加藤彩可
芋類は冷凍できないと言われますが、そんなことはありません。生で冷凍できないだけです。茹でるか蒸してからラップや袋で密閉してジッパーに入れて冷凍します。
特に里芋はさっと茹でて冷凍した方が美味しいです。
さつま芋は焼き芋、蒸し芋、ピューレにしてから冷凍しておくと長期間もちます。火を通してあるので、料理やおやつに使う時も簡単です。
2016年09月07日 更新
秋野菜保存方法と簡単レシピ
食欲が増す秋には美味しいものがたくさんあります。しっかり料理したいけれど、忙しくて時間が無い保育士にとって、買い物もできれば毎日行きたくないですよね。そんな保育士さんの為に、秋野菜の保存方法をお伝えします。特に食欲の秋女性が大好きな芋類も旬！ほくほく美味しい野菜を上手に保存して、美味しい料理にして下さい。
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食欲の秋 秋野菜冷凍保存方法
■芋類（じゃが芋、さつま芋、里芋）
■丸ごと冷凍さつまいもレモン煮風
丸ごと焼き芋にしたさつま芋を1cm程にカットして、ラップにくるんで冷凍しておいたものを使います。
1,レンジで解凍して温めます。
2,鍋に水150ccを入れレモンスライス半個分（なければレモン果汁）、砂糖70gを入れ、沸騰して砂糖を溶かす。
3,タッパーか深めのお皿にさつま芋を入れて、2をかけて冷蔵庫に入れます。煮ていないので、一晩置いて染み込ませます。生を煮るより砕けやすいので、注意して下さいね。
■根菜（ゴボウ・人参・玉ねぎ）
ゴボウや人参は、調理したものを冷凍すると、解凍しても美味しくいただけます。また、調理方法に応じた大きさにカットしてタッパーに入れて、水をたっぷり空気が入らないようにして冷蔵庫で保存します。スーパーで水に入れて売ってるのと同じ感覚です。スーパーで売っているものと違い、真空になっていない上に、防腐剤を入れないので、ときたま水を変えるのを忘れないで下さい。
キンピラにしてアルミカップに入れて冷凍しておくと、お弁当のおかずに最適です。
玉ねぎは、飴色になるまで炒めてから冷凍しておくと、スープやハンバーグなどに活用できて便利です。冷凍するのが嫌なら、外の皮を剥いて水気を拭き取り１個ずつラップして冷蔵庫で保管します。かなり長い間もつ上に、切るときに目が痛くなりません。
■玉ねぎの飴色炒め早業
1,カットした玉ねぎを耐熱皿に入れラップをしたらレンジで加熱
2,玉ねぎが透明になったらOK
3,水気を切ってフライパンに入れて、飴色になるまで弱火で炒める
※先にレンジで加熱すると炒める時間が短縮できます。
きのこ類（しめじ・まいたけ・エリンギ・なめたけなど）
石づきを取って小房に分け、1回分ずつの小分けにしてラップで包み冷凍する。
使うときはそのまま調理する
残念ながら椎茸やえのきは、生のまま冷凍すると黒ずみ不味くなるので、調理してから冷凍して下さい。
他に、安くて大量に買ったら、ザルなどに広げて干して下さい。干すことで栄養分も増して、いつでも使える乾物になります。ほとんどのキノコは干せます。
他にも「家計のお助け食材もやし」の保存方法はいかがですか？
■家計のお助け食材 もやしの保存方法
もやしの保存方法は2種類あります。
1,買って来た袋の空気を抜いてからジッパーに入れて冷凍保存。
2,さっと茹でてから冷水にとり、覚めたらタッパーに入れ、空気が入らないように水をたっぷり入れて冷蔵庫で保存し、2日に一度程水を変えると数週間もちます。
水の交換を忘れて白く濁って来たら念のため食べないで捨てて下さい。もしくは早めに食べて下さいね。（もやしは腐ると変なにおいがするのでクンクンと嗅いでみるとわかります）
※出来るだけ空気が入らない方が日持ちします。
■もやし簡単美味しいレシピ
1. もやしを茹でるためのお湯を沸かす
2. タッパーに、シャンタンかウェイパー（中華練出汁）大さじ1を、沸いたお湯でとく（お湯はもやしがひたひたに浸る位）
3. 醤油小さじ2、ごま油大さじ1～2、塩少々、一味唐辛子は適量を入れて混ぜる
4. もやしをさっと茹でてから絞り、タッパーに入れ混ぜる
5. 冷めたら冷蔵庫に入れて1～3時間したら食べごろ
まとめ
ちょっとした工夫で、一番美味しい時期の秋野菜を保存して長期間美味しく頂けます。また保存ついでのメニューも活用して家事負担を減らして下さい。
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