今回ご紹介するのは「氷にとじこめられた恐竜の発掘遊び」。氷にとじこめた恐竜のフィギュアをカナヅチとマイナスドライバーで発掘していきます。

2020年07月08日 更新
【夏の保育遊び】氷にとじこめられた恐竜を発掘だ!
夏の保育遊びにっぴったり!氷にとじこめられた恐竜を発掘する遊びです。工具を使うので、年長クラスからがおすすめですよ!
保育Willに参加して
造形コンテンツゲット無料会員登録
氷にとじこめられた恐竜を発掘
いかがでしたか?
準備物
準備物は以下の通りです。恐竜のフィギュアがなければ、消しゴムにマジックで恐竜を描いたものでもいいですね。マイナスドライバーは勢いよく力を加えると鋭い刃になるので、保育士の見守りのもとルールが守れる年長クラス限定で遊ぶといいですね。
①恐竜のフィギュア
②ゴム風船
③水
④デスクマットのようにすべりにくいシート
⑤カナヅチ
⑥マイナスドライバー
■前日に準備すること
前日に準備することは、氷にとじこめた恐竜を仕込んでおくこと。前日にゴム風船に恐竜と水を入れて口をしばり、冷凍庫で冷やしておきます。はじめてこの遊びを行うときには、失敗した場合を考えて2日前に仕込んでおくといいですね。
当日の環境は?
氷にマイナスドライバーを打つときに、道具の扱いに慣れていないと氷が動いて危険です。念のため、氷の下にはデスクマットを敷いて氷をできるだけ動かないようにするといいですね。ゴム製のお皿があれば氷の塊が動きにくいかな?とも思いますが。保育園になかなかありませんよね。
■保育士が実際にためしてみよう
保育士が実際にこの遊びをためしてみることも大切ですね。どのようにやったら上手に発掘できるか、どうやったら危険なのか確認しておくことは重要です。工具を使う遊びでぶっつけ本番はかなりデンジャラスです。
導入に活かすことができる絵本とテーマの基礎知識
恐竜を氷の中から発掘する、この遊びの意味が分かればさらに遊びが深まります。導入にはぜこの遊びを取り組むことにしたのか子どもに説明しておくことは重要です。
■導入①:氷河時代のマンモスやライオンが氷のなかにいた話
シベリアという土地では、約3万年~4万年前のマンモスやオオカミが氷のように冷たい土地から発見されています。2年以上0度以下の温度が続く土を永久凍土とよんでいて、このなかには氷河期に冷凍状態でとじこめらえた当時の動物や虫が見つかっているそうですよ。
■導入②:絵本「絵巻えほん 新・恐竜たち」
長いページを開くと2.8メートルにもなるパノラマ絵本!古代の海で生命誕生、ジュラ紀、白亜紀の時代が描かれています。恐竜の世界を知るのにいインパクト大の絵本ですよ。
夏の保育遊びにっぴったり!氷にとじこめられた恐竜を発掘する遊びをご紹介しました!いかがでしたか?工具を使うので、年長クラスからになりますが、恐竜の世界に興味が膨らむ年齢なので導入の時間にも力をいれていきたいですね。保育活動の参考にしてくださいね!
Lineでお友達登録するとお役立ち情報を配信します!
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
保育士ライフスタイルメディア|保育Willの最新情報をお届けします