行事の由来をどのように子どもたちに伝えるか、どう説明するか…保育士の力の見せどころでもあり、悩みのひとつでもあります。なにはともあれ、まずは「母の日」とは何かを知ること!情報を集めて、自分の言葉にまとめていきましょう。昔は図書館で資料を探したり、保育雑誌を何冊も読んで言葉をまとめたものですが、最近ではインターネットが普及しているのでインターネットを利用するのも有効ですね。ただ、誤った解説もあるので注意が必要です。
2019年04月22日 更新
【幼児クラス】母の日を子どもに伝えよう①
今回は母の日を幼児クラスの子どもたちにどう伝えたらいいのか、ご紹介します。参考にしてくださいね。
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まずは情報を集めて
母の日の由来
いかがでしたか?
現代のような母の日ができたきっかけは、20世紀の初めごろにさかのぼります。アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女が、自分を苦労して育ててくれた亡き母に、追悼の意味をこめて白いカーネーションを祭壇に飾ったのが始まりとされています。やがてキリスト教徒を中心に母親にカーネーションを贈る習慣になり、全米へと広がりました。そして1914年、ウィルソン大統領の時代に、5月の第2日曜日を国民の祝日と定めたのです。
■定説
3歳児にはこう伝える
3歳児クラスの子どもたちには、由来を簡単に伝えるだけでいいでしょう。少女の気持ちまで掘り下げても、理解するにはまだ幼いのです。お母さんに対して感謝する気持ちを大切にしよう!という点にしぼってみてください。
■子どもたちに話すのであれば
○月○日は母の日です。アメリカという国の女の子が、一生懸命育ててくれたお母さんに「ありがとう」の気持ちをこめてお花を送った日なんですって。みんなも、お母さんにご飯を作ってもらったり、お掃除をしてもらったり、遊んでもらっているよね。母の日は、みんなも、お母さんに「ありがとう」の気持ちを伝えてあげてね。お花がなくても、言葉で「ありがとう」を伝えるだけで、お母さんはすごく嬉しい気持ちになると思うよ。
必ず定説を知っておきましょう。定説を理解してからでないと、言葉に説得力が出ません。
母の日の定説と3歳児クラスのお話しをしていると長くなってしまったので、2回に分けます。4歳児クラスと5歳児クラスは②にまとめるので、合わせて参考にしてくださいね。
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