5歳児クラスになると、子どもたちは十分保育士の話をかみ砕いて聞くことができます。そこで、どのように話して聞かせるか考えていくわけですが2パターンあります。定説を話してサラッと終わるパターンと、定説をより深く感じとっていくパターンです。
2019年04月22日 更新
【幼児クラス】母の日を子どもに伝えよう③
母の日を子どもにどう話せばいいのか?②に引き続き解説していきます。参考にしてくださいね。
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5歳児クラスではこう伝える
■定説を話してサラッと終わる
定説を話して終わる場合は、4歳児クラスで解説したような内容で大丈夫です。まだ新年度が始まったばかりなので、クラスとしての落着きがない場合もあるでしょう。落着きがないと、保育士がいくら言葉を投げかけても心に響いてくれません。ここは簡潔に、母の日の由来とお母さんに感謝する気持ちの大切さを伝えていこう!と割りきるのも必要です。
■母の日を深く掘り下げていく
クラスによっては、初年度から落ち着いている場合があります。そういう場合は、思いきって話を深く読みとくといいですね。5歳児クラスにもなると、お話や出来事に関する感情や情景を感じとる経験が必須です。できそうであれば、母の日の由来の原点になった女の子の気持ち、お母さんの気持ち、自分のお母さんの気持ち、自分からお母さんに対する気持ちを、みんなで考えていきましょう。時間がかかりそうなら、保育士が助け船をあげながらで大丈夫!お母さんへの感謝の言葉にも変化が生まれるはずです。
いかがでしたか?
母の日の絵本
最後に、母の日の由来などについて使える絵本やお母さんへの想いが涌き出る絵本をご紹介します。
■こねこのははのひ
母の日の由来を聞いた仔猫たち。母さんにプレゼントをしようと思い立ちます。
■おかあさん
おかあさんにも、わたしみたいに子どものときがあったの?
わたし、おかあさんみたいになりたいな。
そのわけは...おかあさんに対するあこがれがいっぱいの絵本です。
■おかあさん おかあさん おかあさん・・・
母さんは、風邪を引いた私のために薬屋さんへ。雪が降ってきたよ。大丈夫かな。今頃雪だるまになってるかもしれない。転んでるかもしれないよ。不安はどんどんふくらんで…。お母さんが大好きな子どもに贈る絵本
乳児クラスから幼児クラスまで、三回に分けて解説していきました。保育指導の方法も交えたので少々長くなりましたが、保育実践に使えるものばかりなので、母の日のお話に行き詰まったらコラムの内容を思い出してくださいね。
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